『アバルト595』に機械式LSDを装備したドライビング志向の限定車が登場

 2017年2月にマイナーチェンジを受け、よりアグレッシブなエクステリアに変貌を遂げたと同時に、その名称を『595』に統一したアバルト595コンペティツィオーネに、専用カラーコーディネーションで標準モデルと差別化し、ラインアップの上で走りの頂点を極めた『695ビポスト』と同じ機械式LSDを搭載した限定車、『アバルト595コンペティツィオーネ・パフォーマンス・パッケージ』が登場。100台の限定で7月29日より発売開始となる。

 先のマイナーチェンジでは、専用デザインのステアリングホイールやカーボンシェルタイプフロントシートの採用、イエローの専用ボディカラーの設定などにより、より一層の質感向上と独自性を増したアバルト595コンペティツィオーネ。

 その新型モデルでは初となる今回の限定車は、5速MT仕様をベースに、スポーツ性をさらに引き上げたモデルとなり、パワートレインについては、ドグミッションなどの採用で究極の走りを追求した『695 Biposto(ビポスト)』と同じ、機械式リミテッドスリップディファレンシャルギア(LSD)を搭載し、トラクション性能や走行安定性を劇的に向上。

 エクステリアでは、専用デザインの17インチアロイホイールを装備したほか、ボディカラーにイエローとホワイトの2色を設定。

 イエローではミラーカバー、サイドストライプ、リップスポイラー、リアバンパーインサートがブラックに、ホワイトでは、それらがレッドのアクセントカラーとなっている。

 またイエローのみ、ブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパーとホイールセンターのハブキャップがボディ同色となるなど、細部に至るまでこだわりを貫いた設定とした。

 限定100台のうち、イエローが80台、ホワイトが20台となり、価格は397万4400円となっている。

オフィシャルサイト:http://www.abarth.jp/limited/595competizionepp/

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