台風5号の影響で小笠原諸島では引き続きうねりを伴った高波に警戒が必要だ。また台風9号、10号の影響により、沖縄地方でも波が高くなり注意する必要がある。
台風5号は30日午前3時には父島の南約300キロの海上にあって、時速約20キロで南南西へ進んでいる。台風はこの後もやや南下した後、進路を西寄りに変え、発達する見込み。台風は2日以降、ゆっくりと北上する予想。
また、台風9号は大陸へ向かい31日には熱帯低気圧になり、台風10号は30日中に台湾付近で熱帯低気圧に変わる予想となっている。これらの影響により、沖縄地方では、31日にかけて波が高くなる。
高波 太平洋側は高波注意
小笠原諸島では30日昼前にかけてうねりを伴い大しけとなる。30日に予想される波の高さは小笠原諸島で6メートル、沖縄地方で5メートル。なお、北日本から西日本にかけての太平洋側でも、うねりを伴った高波に注意が必要だ。