いつもいつも男運がない?
付き合う人、付き合う人に酷い仕打ちを受ける女性がいます。貯金を持ち逃げされた、殴られた、暴言で精神的に参ってしまった、実は二股を掛けられていた……。
そんな昼ドラのような恋愛を続けている「騙され女」は、「男運がない」と言われますが、本当に「運」で括って良いものでしょうか? 彼女たちを分析してみると、いくつか共通した特徴を見付けました。
それらが自分に当てはまるなら、悪い男を引き寄せているのは自分自身の言動かもしれません。自分自身の内面と向き合って、チェックしてみましょう。
特徴1:自分で考えるのが苦手で受身
そもそも人に相談する前に自分で考えて決断を下すような、切り開くタイプの女性には、懐柔しようとする男性は寄りつきません。
ターゲットとなるのは、自分で考えるのが苦手なタイプ。
悩み事があったら、自分一人で抱えるのが辛いあまり多くの人に相談します。そして、その場その場では他者の意見に「確かにそうかも」とうなずきますが、結局自分が求めている答えではない場合、また別の人に相談します。
特徴2:嫌なことは後回しにする気の弱さ
沢山の人に相談したにも関わらず、事を荒げることを極端に恐れるあまり、何もしないで先延ばしにします。
たとえば、「二股を掛けられているかもしれない……」と疑心が芽生えたときには、「はっきりさせるのが怖い」と考え、心にモヤモヤを抱えたまま日々を送るので、ストレスを感じて一人でシクシク泣いてしまうことも。
はっきりものを言えない気の弱さゆえに、嫌なことを「イヤ」と言えないまま、なんとなく受け入れてしまうのです。
特徴3:自分に自信がない
強くものが言えない原因のひとつとして、自分に自信がないことが挙げられます。
「自分は欠陥だらけ」「太っている」など、コンプレックスを強く感じていると、だんだん「私なんて」と卑屈になっていきます。そして、「こんなにダメな私を好きになってくれるんだから、これくらいの仕打ちは当然」と心のどこかで納得。
他人から見れば今すぐに別れたほうがいい男なのに、「頭ではわかってるんだけどね」と言いながら別れません。
特徴4:性格の良さゆえに信じ抜く
友だちからは、「あなたなら、もっともっとイイ男と付き合えそうなのに!」と言われるくらい、性格が良いことも「騙され女」の特徴です。
心優しく、深く愛すゆえに、「このダメな人をわかってあげられるのは、私くらいしかいない」「ダメな部分もあるけど、本当はいい人なの」と、本気で思い込んでしまいます。DVに遭い続ける女性の典型的思考パターンです。
他人がどんなに「早く別れたほうがいいよ」と言っても、「そうだよね」と言いながら別れようとしないのは、「私だけが彼の本当の姿を知っている」と思っているからなのです。
「騙され女」を卒業するために
まずは相談する前に、「自分で考え、自分で判断する」ことを心掛けましょう。
自分の考えをまとめるのが苦手なら、紙に「辛く思っていること」「今後どうしたいか」「そのためには何をしなくてはいけないか」を順番に書き出してみてください。他人に見せるようなものではないので、自分の素直な気持ちを書き殴るつもりで綴っていけば、必ず自分の望む答えが立ち現れてきます。
そして「自分の決断に責任を持つ」ことが大切。
相談にのってくれる人たちは、責任までは取ってくれません。怖いかもしれませんが、自分が考え抜いて選んだ答えは、最も後悔しにくい答え。他ならぬあなたの人生です。幸せになるための努力を惜しんで後悔するより、自分の弱い部分とうまく付き合って幸せを掴みましょう!