北メディア、米国「マイクロ・ロボット兵器を開発」

北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は1日、米国が北朝鮮の体制転覆を狙っていると非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、「共和国住民を相手にする心理謀略プロパガンダを大幅に強める目的の下、連邦政府資金まで投入して自由アジア放送(RFA)などの謀略宣伝機関で反共和国放送編集物を集中的に制作している」と指摘した。

また、「朝鮮に対する『斬首作戦』に利用する大きさが昆虫ぐらいのマイクロ・ロボット兵器を秘密裏に開発している」と述べた。

つづけて、「これは米国が共和国に対する『体制転覆』のために手段と方法を選ばずに最後のあがきをしているということを物語っている」と主張した。

そのうえで、「米国がわれわれの政治・思想基盤を内部から瓦解させるための偵察・謀略活動と心理戦、国家テロ行為に最後の期待をかけているが、そのような手口が通じると思うこと自体が完全な誤算である」と強調した。

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