新日鉄住金エンジ、神鋼から熱風炉新設工事を受注 加古川製鉄所の老朽更新

 新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は1日、神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)の第3高炉35号熱風炉新設工事を受注したと発表した。受注額は非公表。既設熱風炉の老朽更新のため先行して熱風炉1基を新設する。

 同社は加古川製鉄所第2高炉の熱風炉更新でも設計・施工を担当。この知見を生かし、同様に新熱風炉の稼働後に既設熱風炉を順次補修する。これにより、高炉の生産量を減らさずに熱風炉の老朽更新が可能となる。同社は過去50基以上の熱風炉を納入するなど豊富な実績を有する。

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