JFEエンジ、「目黒清掃工場建替工事」を受注 476億円、清水建設とJV

 JFEエンジニアリング(社長・大下元氏)は2日、東京二十三区清掃一部事務組合から「目黒清掃工場建替工事」(東京都目黒区)を清水建設とのJVで受注したと発表した。既設炉の解体から日当たり処理能力300トンのストーカ炉2炉の設計・施工までを一括で請け負う。受注額はJV全体で476億5800万円(税抜)。同社では環境本部全体で売上高1700億円を目指す方針。

 新設する炉は現在の約2倍となる2万1500KWの発電能力を有する。独自の燃焼技術である高温空気燃焼システムにより安定した高効率発電を行い、国内トップレベルの発電効率23・7%を実現する。また、建物を現在より低くして視覚的圧迫感を感じさせない外観とするなど地域住民の心情にも配慮。街並みに溶け込む配色を採用し屋上・壁面の一部は緑化する。工期は2023年3月まで。

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