台風5号は、きょうは奄美に最も近づいていて、あす6日(日)には九州にかなり近づき、上陸するおそれがあります。その後、西日本を縦断し、日本海に抜ける見込みです。勢力を保ったままゆっくりと移動するのが特徴です。
このため、すでに九州南部や奄美で記録的な大雨が観測されている所がありますが、影響が長引くおそれがあり、あす以降は西日本の広い範囲で、暴風や土砂災害、川の増水などに厳重に警戒が必要です。
予想される雨量・風は以下の通りで、この先も記録的な大雨となる所が出てくるおそれがあり、災害のリスクが非常に高くなりそうです。
予想最大瞬間風速（あすにかけて）九州南部・奄美地方55メートル、四国地方35メートル、九州北部地方30メートル
予想雨量（あす昼までの24時間、多いところ）九州南部・奄美地方500ミリ、九州北部地方200ミリ、四国地方180ミリ、東海地方100ミリ
さらに、あさって正午までの24時間雨量は、多いところで、四国地方400から600ミリ、九州南部300から500ミリ、九州北部地方、近畿地方300から400ミリ、奄美地方、東海地方100から200ミリ、中国地方100から150ミリ
画像について：5日午前10時の台風5号の位置と5日間進路予想。
