強い台風5号 屋久島でも50年に一度の記録的な大雨 5日は奄美大島、喜界島でも50年に一度の記録的な大雨の発表 大雨長引く

 鹿児島地方気象台は5日午後7時前、鹿児島県の屋久島で「50年に一度の記録的な大雨になっているところがある」と発表した。

 強い台風5号は5日午後7時には屋久島の西南西の海上約40キロ付近にあるとみられる。この先、屋久島地方など鹿児島県では6日(日)にかけて雷を伴い猛烈な雨が降る所があり、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもある。
 5日朝は奄美大島、昼過ぎには喜界島でも50年に一度の記録的な大雨になっているところがあると発表があったが、屋久島でも土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。

台風の動き遅く大雨が長く続く

 6日午後6時までに屋久島で予想される1時間雨量は多い所で100ミリ、24時間雨量は600ミリとなっている。
 さらに、7日(月)午後6時までの24時間にも300~400ミリの雨が予想されている。台風の動きが遅いため、台風の影響が長く続く見込みだ。

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