河川、土砂崩れ警戒 台風5号接近

土砂崩れで片側交互通行が続く国道220号。台風接近による被害の拡大も懸念される=5日午後、日南市宮浦(画像の一部を加工)

 強い勢力を保ったまま九州に向け北上する台風5号は、6日に本県へ最接近する。6月の大雨で孤立した地区では避難所開設の準備が進み、過去に台風被害に遭った地区の自治会は、河川の水位などの情報を得て早めの行動を呼び掛ける。5、6月に相次いだ大雨で土砂崩れがあった国道は片側交互通行で復旧作業が続いており、関係者は台風の進路を注視しながら警戒を強めている。

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