九州や奄美地方に被害をもたらしている台風5号は、きょう7日(月)は四国地方にかなり接近する見通しで、その後上陸するおそれがあります。西日本太平洋側を中心に、暴風や高波、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮に厳重に警戒をしてください。
その後は近畿地方に進み8日(火)は東日本に達する見込みです。台風5号は動きが遅いため影響が長く続き、局地的に記録的な大雨のおそれもあります。
台風の中心に対して右側は「危険半円」と呼ばれ、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため荒れた天気となります。もちろん中心の左側でも警戒が必要です。くれぐれも不要・不急の外出は避けて、台風の進路にご注意ください。
画像について:7日(月)午前3時の台風5号の位置と進路予想。