台風5号、県西部で避難所開設

 台風5号の接近に伴う大雨で、県西部の自治体が相次いで避難所を開設している。

 南足柄市は7日、大雨警報の発表を受け、市内の土砂災害警戒区域に避難準備・高齢者等避難開始を発表。午後6時半に市内10カ所の小中学校や公共施設に避難所を開設し、午後8時半現在、山間部の市立北足柄小学校に6世帯12人が避難している。

 箱根町は午後8時、町内7カ所に避難所を開設。このうち町役場には1世帯2人が避難している。

 また、激しい雨が降り続き、土砂災害警戒情報が発表された山北町では、山間部の15軒で停電が発生。風雨の影響とみられる。

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