マツダ、初代ロードスターのレストアサービス開始…ウッドステアリングも復刻

マツダ 初代ロードスター(NA)

マツダは、初代ロードスター(NA型)を対象としたレストアサービスを開始すると発表した。

このレストアサービスは、初代ロードスターのオーナーに永く大切に乗り続けてもらう環境作りを目的とし、レストア事業とパーツ再供給の二つのサービスを提供する。

レストア事業では、ユーザーのロードスターをマツダが預かり、オリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュするもので、2017年内に受付を開始し、2018年初よりサービスを開始する予定。

メーカーであるマツダがユーザーと直接面談し、個々のクルマの状態や御要望に合わせたサービスを実施する。

作業を行うマツダ社内の施設は、テュフ ラインランドジャパン株式会社よりクラシックカーガレージ認証取得を予定しており、クルマを高い品質でレストアすることが可能となる。

マツダ 初代ロードスター(1989年発売)「Rリミテッド」

パーツ再供給は、現在供給終了となっている初代ロードスターの一部パーツを復刻するもので、2018年初頭より販売を開始する。

パーツはオリジナル状態にこだわり、初代ロードスター発表当時を彷彿とさせるビニール生地のソフトトップやデザインを再現し、乗り味にこだわったブリヂストン製タイヤSF325(185/60R14)、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブを現在の技術で復刻する。

その他の部品供給についても、ユーザーとの対話を通じて今後取り組んでいくとしている。

© 株式会社MOTA