台風15号が発生、ゆっくり北上

台風13号、14号と続けて中国大陸に上陸しましたが、きょう発生した台風15号は、発生場所もコースも違っています。
グアムやサイパンのあるマリアナ諸島で発生し、あすには小笠原の近海をゆっくりと北上する見込み。小笠原諸島は、高波に注意が必要です。その後は、大陸から南下する寒気に押し出されるように、週末頃、日本の東の海上へ進む見込みです。
よって、現時点(28日17時)では、本州に直撃はなさそうですが、台風の北上してくる9月のはじめは、「二百十日」といって、昔から、嵐の襲来する時期として恐れられてきました。今回がもし大丈夫でも、台風に要注意な時期であることに変わりはありません。

気象予報士・美濃岡 洋子

画像について:28日午後3時の台風15号の位置と5日間進路予想。

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