青木宣親の戦力外にファン怒り 球団ツイッター大炎上「なぜ?」「意味不明」

ブルージェイズはトレード期限最終日の7月31日にアストロズからトレードで獲得した青木宣親外野手をメジャーでプレー可能となる40人枠から外し、戦力外にしたと発表した。球団側は今後、ウエーバー公示を行う。ブルージェイズは代わりに傘下のバッファロー・バイソンズからリオネル・カンポス投手を昇格させた。

ブルージェイズ・青木宣親【写真:Getty Images】

トレードから1か月弱で青木を戦力外、ブルージェイズが発表

 ブルージェイズはトレード期限最終日の7月31日にアストロズからトレードで獲得した青木宣親外野手をメジャーでプレー可能となる40人枠から外し、戦力外にしたと発表した。球団側は今後、ウエーバー公示を行う。ブルージェイズは代わりに傘下のバッファロー・バイソンズからリオネル・カンポス投手を昇格させた。

 青木は前日のブルワーズ戦で4打数3安打2打点と活躍。ブルワーズ移籍後は12試合で32打数9安打、打率.281、3本塁打、8打点の成績を収めていた。左腕フランシスコ・リリアーノとのトレードで獲得した青木を1か月弱で戦力外とした球団に、怒りをあらわにするファンも。球団公式ツイッターが大炎上する事態に発展している。

「今夜の試合を前に、我々は右腕リオネル・カンポスをバッファロー・バイソンズから再昇格させ、ノリ・アオキ外野手を戦力外にしました」

 28日(日本時間29日)のレッドソックス戦を前に、ブルージェイズの公式ツイッターはこのメッセージを伝えるとファンからは次々と疑問や怒りの声が上がった。

「なぜ??? アオキ… 彼は大きな貢献を続けていただろう!!!」

「活躍した選手がDFA(戦力外)になるというブルージェイズの理論」

「なんてことだ」

「とても、とても、とても、とても、とても、とても、とっても悪い判断。信じられずに頭を抱えているよ」

「どういうこと? 彼はたくさんヒットを打っていたじゃないか?」

「ハハハ! 正気か! アオキはいいじゃないか」

他選手への不満を示す声も

「笑える。我々のベストプレイヤーが戦力外になるなんて」

「明晰な決定とは全くもって言えない」

「ジェイズのマネジメントを理解できない! アオキはラインアップで活躍していた。そして、戦力外。こんな決定をするなんて能無しとしか言えない」

「これは意味不明」

「なぜ? 我々の最高の外野手なのに」

「なんてことだ!!! アオキは最近唯一安定していた選手だぞ」

「何が起きたんだ。なぜ彼らは彼を戦力外にしたんだ」

「なぜ????? アオキ????? 私には答えが欲しい」

「4打数3安打で足りないなんて… 残酷だ」

「どこまで愚かになれるんだ」

 球団ツイッターの返信欄はこのような声で埋まり、「アオキはカンポスより上」、「バティスタを戦力外にしろ! 彼はチーム最悪の打者でクリーンアップを打っているなんて」、「アオキはバティスタよりもいいプレーをしていた。なんてこった」、「これは愚かだ。アオキはちゃんと打っていたドナルドソン以外の唯一の選手だった。必要ならバーニーをクビにしろ」、「もしくはレフシュナイダーを解雇せよ」、「スター選手ではないが、打率.208のバティスタよりも優れた選択肢だ」など他選手への不満を示す声も上がった。

 球団ツイッターに寄せられている多数のメッセージは今回の決定に懐疑的なものが圧倒的に多く、ここまでの青木のプレーぶりがファンから認められつつあった様子がうかがえる。渡米後、6球団を渡り歩いてきた35歳に他球団はどのような動きを見せるのか。その去就が注目される。(Full-Count編集部)

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