きょう30日は東日本を中心に雨雲が発達して、昼過ぎに気象庁は東京都に猛烈な雨が降ったとみられるとし、記録的短時間大雨情報を発表しました。今夜10時ごろまでは激しい雷雨のおそれがあり、あす31日も関東沿岸部を中心に天気の急変に注意が必要です。
また、この雨が季節を進め、全国的に熱帯夜となる地点は少なくなり、あすは特に関東や東北で日中も気温はあまり上がらない見込みです。最高気温は、東京は24度(9月下旬並み)、仙台は21度(10月上旬並み)の予想です。
そして、大型の台風15号が接近している小笠原諸島では大荒れの天気となっています。小笠原諸島は、あすにかけて瞬間的に50メートルの猛烈な風が吹き、あす夕方までに最大200ミリの雨が降るおそれがあります。暴風・大雨・高波・土砂災害に厳重な警戒が必要です。台風は今後、9月2日(土)にかけて小笠原近海をゆっくりと北上し、その後速度を速め、日本の東を進む見込みです。小笠原諸島では影響が長引き、東日本と北日本の太平洋側沿岸もしけるでしょう。
画像について：30日午後4時の台風15号の位置と5日間進路予想。
