秋雨前線活発 北・東日本で雨多く 気象庁1か月予報

8月31日発表の気象庁1か月予報。9月2日から10月1日にかけての降水量は北・東日本で平年よりも多くなる見通し。出典=気象庁ホームページ

気象庁は31日、向こう1か月の天候の予想を発表した。台風15号や秋雨前線の影響で、北・東日本の太平洋側を中心に雨量が多くなる見通し。一方、日本海側は秋の高気圧に覆われやすく、平年と比べ晴れの日が多くなりそうだ。

 気温は沖縄・奄美を中心に、この先も厳しい残暑が続く見通し。とくに来月5日頃からの約一週間は平年を大幅に上回る暑さとなる可能性が高く、九州南部と沖縄・奄美にはあわせて高温に関する異常天候早期警戒情報も発表された。

 北・東日本の気温は平年並みと予想されている。ただ、9月上旬は冷たい空気や雨の日が多くなる影響で、気温が平年より低くなる見通し。その後は気温が高くなる可能性があり、残暑がぶり返しそうだ。

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