心を掴まれる!愛される人ができていること

なぜかあの人の周りにはたくさん人がいて、お誘いもたくさんあって……そんな多くの人に好かれる人がいます。

愛される人ができていること

「私はもっと愛されたいのに、どうして愛されないの?」と思っていませんか?

世の中には、多くの人に好かれる人はいます。そういう人は、表面的な魅力だけではなく、人の心をきちんと掴むことができます。

私の友人に、どんな人にも好かれる女性がいます。男性はもちろんのこと、女性からも人気があります。何と言っても彼女のすごいところは、苦手だと思う人にまで好かれてしまうことです(笑)。

彼女は、優しさだけではなく心の奥底には強さもあり、心身を磨いてるからこそ出る品もあり、人間的に魅力的な人ですが、それだけではなく、“あること”ができているんです。

それは、とてもシンプルなことです。「人の立場に立って、物事を考えること」です。

小学生でも教わるような、このシンプルなことをできていない人は、意外と多いものなのです。

誰もが、自分の気持ちを分かってほしい!

人は自分の立場から物を言いがちです。でも、相手の立場に立った時に見えることは多々あります。

例えば、恋人に文句を言う前に、相手の立場に立って見ると、どんな言い方がいいのかも気付くものでしょう。自分の価値観だけで物を言うからこそ、相手を傷つけてしまうこともあります。

先述の友人のことで言うと、私は彼女にメールをすると癒されることが多いんです。それは、彼女が私の思いを汲み取って、それを理解し、共感してくれることが多いからです。

人は誰もが、「自分の気持ちを分かってほしい!」と思っています。だからこそ、相手の気持ちをきちんと汲み取り、その上で相手にとって最適な言葉を投げかけることができると、相手を惹きつけることができます。

自分の気持ちばかりを相手に投げ、“一方通行の内容のメール”を送ってしまっていませんか?

「相手の気持ちを汲む」→「理解する」→「その上で自分の気持ちも相手に投げる」とするだけでも、コミュニケーションは随分、スムーズになるはずですよ?

自分と相手の気持ち(立場)の<両方を見る>ことが大切!

もちろん相手の気持ち(立場)ばかりを見て、自分の気持ちを無視したら、自分の心が壊れてしまいます。

だから、自分と相手の気持ち(立場)の<両方を見る>ことは、とても重要です。

これは恋愛に限らず、仕事でも同様です。私自身は、今は取材する仕事をしていますが、コラムニストとしてはインタビューされることもあるし、今の仕事をする前は企業の広報をしていたので、取材される側の立場にいました。

取材する側と取材される側の気持ちが分かると何がいいのか?というと、関わった人すべての人が、win-winの結果になるように行動しやすくなるのです。

取材される側の「自分の言葉が記事になる怖さ」も理解できるし、取材する側の「読者を喜ばせるような記事にしたい」気持ちも分かるので、どういう記事にしたら、読者、取材される人、取材する側、みんながHAPPYになれるのか?を考えて仕事をすると、物事が良い方向に進みます。

“男心”が分かるとモテる!

恋愛でいえば、ある意味、“男心”が分かる女性はモテるし、逆も然りです。

つまり恋愛でも、自分と相手の立場を両方見ること、さらに折り合いを付けて「お互いにwin-winになる」ことが重要なんですよね。

世の中には対立しがちな、さまざまな立場があります。

・男の立場vs女の立場

・上司の立場vs部下の立場

・夫の立場vs妻の立場

・親の立場vs子供の立場、など。

でも、対立する必要はありません。相手の立場に立って物を見て、お互いにwin-winにする方法を見つける姿勢を持てたら、物事が円滑に進むようになります。

そのうち、人間の立場だけではなく、神様の立場で物事を見ることができたら、もっと「自分の在り方」についても見えてくるかもしれません。この世界が、神様も人間もすべての生き物もwin-winにすることができたとき、それはもう“天国”なんでしょうしね。

相手の立場を考えられたら、自分の立場もよくなる

多くの人は自分の人生にいっぱいいっぱいです。それはしょうがないことです。そういうものです。でも、相手の立場でも物事を見られるようになったとき、むしろ自分の立場も良くなることは多々あるのです。

人の立場に立って物事を考えられるようになって、愛される人になりましょうね。

(文:ひかり )

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