稲垣潤一、6年ぶりのオリジナル・アルバムに水谷千重子とのデュエット収録、デュエット曲数日本一の自己記録を更新

数々のヒット曲は勿論、デュエット数でも日本一を樹立し、デビュー35周年を迎えた稲垣潤一が、9月27日に6年ぶりオリジナル・アルバム『HARVEST』を発売。このアルバムに、水谷千重子とのデュエットが収録され、デュエット曲数日本イチの自己記録を更新することになった。

今回、水谷千重子とのデュエットが成立したきっかけは、2016年に行われた稲垣潤一が敬愛し”先生”と呼ぶ水谷千重子の50周年記念コンサートに出演した時。 コンサート中のMCで水谷から「じゅんじゅん、“男と女シリーズ”、何で呼んでくれないのよ」とあり「いえ、いえ畏れ多くてお声掛けできませんでした。」そんな会話から端を発し実現化した企画です。二人のデュエット曲「どうせ始まらない」が完成した時は「尊敬する水谷先生とアルバムで共演を果たす事ができ歌手冥利につきます」と稲垣潤一は感涙していたとのこと。

このデュエット曲「どうせ始まらない」の作詞は秋元康が担当。稲垣潤一と秋元とのコラボレーションは1982年発売のファースト・アルバム『246:3AM』に収録された「ジンで朝まで」(作曲は杉真理)が最初。その後、3枚目のシングル「ドラマティック・レイン」(作曲は筒美京平)がチャート最高位8位を獲得。その後も半年にわたりチャート・インして、稲垣にとっての初のヒット曲となった。その後も稲垣にとっての代表作「クリスマスキャロルの頃には」(1992年、作曲は三井誠)など、数々の作品で秋元氏が歌詞を提供している。

今回のアルバムでは、水谷千重子の他にも山本彩とのデュエット曲「過ち」が収録され、累計デュエット曲が61曲となり、デュエット曲数日本一の自己記録を更新することになった。アルバムには他にも、現在OA中の、ダイハツCANBUSテーマソング「夕焼けは、君のキャンバス」や日本テレビ系“ぶらり途中下車の旅”エンディングテーマ「週末のStranger」 「kamome」等全10曲が収録となる。

今年は35周年を記念し開催されているコンサートツアーに加えて、10月からは初期のアルバム『パーソナリー』(4枚目:1984年発売)、『ノーストリングス』(5枚目:1985年発売)、『リアリスティック』(6枚目:1986年発売)の3作からの選曲のみを歌う“コンセプト・ライブツアー”も10月から開始となる。

■水谷千重子コメント
稲垣のジュンジュンとコンサートでジョインさせてもらってから約2年!
まさか本当に曲出せるなんて夢のようよ!
とにかく80年代のあなたの青春の1ページが蘇るわ ^_^
ジュンジュンのクリスタルボイスと千重子のサファイアボイスが秋元康ちゃんの歌詞にしっくりきちゃうわけ。
これは聞くっきゃないねっ!

■稲垣潤一コメント
久々のオリジナル・アルバムでございます。
この『HARVEST』楽曲創りに初めて参加して頂いたアーティスト、ミュージシャンも多数。
水谷先生とのデュエットも収録。
お初の組み合わせ満載のアルバムでございます。
どっからどう見ても50周年には見えない水谷千重子先生。
ジャンルを選ばず、どんな曲も自分流に歌う先生。
ちりめんビブラート系VSノンビブラート系の歌の対決、見もの、聴きものでございます。
この絶妙な時期を逃さず刈り入れた、アーバン系、哀愁路線、ディスコ風味、ファンの皆様への感謝ソング等々。
バラエティーに富んだ、鮮度の高い曲が収穫できました。
実り多いアルバム『HARVESY』を味わって頂ければ幸いでございます。

■デュエット曲数に関して
稲垣潤一は、これまでの『男と女』シリーズ合計で累計54曲デュエットしている。さらに、「男と女」シリーズ以外でも「たったひとりの君へ・・・」(2011年)で1曲、「ある恋の物語」(2012年)で3曲デュエットしており、2014年、沢田知可子のアルバムで1曲、デュエット曲の総合計は59曲となっている。今回のアルバムで山本彩と水谷千重子の2曲が追加されトータル61曲となり、デュエット相手は今回で53組(白鳥親子は1組)にのぼる。複数回のデュエットを行っているのが、合計3曲の辛島美登里と、合計2曲の荻野目洋子・伊集院幸希・EPO・高橋洋子・大貫妙子・藤田恵美である。

■アルバム情報

稲垣潤一『HARVEST』
発売日:2017年9月27日
品番:UICZ-4403
価格:¥3,000+税

CD購入はこちら

・収録楽曲
1. どうせ始まらない(稲垣潤一&水谷千重子)
作詞:秋元康、作曲:後藤康二、編曲:後藤康二
2. 夕焼けは、君のキャンバス
作詞:麻生哲朗、作曲:木村篤史、編曲:中村僚/大坪稔明
(*ダイハツCANBUSテーマソング)
3. 追憶のバラード
作詞:湯川れい子、作曲:中村泰輔、編曲:佐藤準
4. 過ち(山本彩&稲垣潤一)
作詞:秋元康、作曲:櫻井純気、編曲:櫻井純気
5. 週末のStranger
作詞:河口京吾、作曲:平井夏美、編曲:大坪稔明
(*日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」エンディングテーマ曲)
6. 上手な恋の終わりかた
作詞:山田ひろし、作曲:田村信二、編曲:清水信之
7. ワンダー・ハイウェイ
作詞:中村泰輔、作曲:三井誠、編曲:大坪稔明
8. Kamome
作詞:中村泰輔、作曲:中村泰輔、編曲:大坪稔明
(*日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅エンディングテーマ曲)
9. ON and ON
作詞:河口京吾、作曲:稲垣潤一/塩入俊哉、編曲:清水信之
10. 髪飾りの栞
作詞:中村泰輔、作曲:稲垣潤一/塩入俊哉、編曲:佐藤 準

■ツアー情報
【JCB presents 35th Anniversary コンサート2017】
09月 09日(土)《北海道》ニトリ文化ホール
09月16日(土)《千葉》習志野文化ホール
09月17日(日)《新潟》新潟テルサ
09月23日(土)《岩手》岩手県民会館 大ホール
10月07日(土)《鹿児島》宝山ホール(鹿児島県文化ホール)
10月08日(日)《宮崎》都城市総合文化ホール 大ホール
11月03日(金・祝)《宮城》仙台市民会館 大ホール
12月09日(土)《東京》武蔵野市民文化会館
12月15日(金)《東京》かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
12月16日(土)《埼玉》東松山市文化センター

詳細はこちら

【REALISTIC J.I LIVE 2017 AUTUMN TOUR~Personally~NO STRINGS~REALISTIC~このアルバムからあの曲が蘇る】
※初期のアルバム『パーソナリー』(4枚目:1984年発売)、『ノーストリングス』(5枚目:1985年発売)、『リアリスティック』(6枚目:1986年発売)からの選曲のみを唄うコンセプト・ライブツアーです。
10月14日(土)《山口》Jazz Club BILLIE
10月16日(月)《大阪》Billboard Live OSAKA
10月17日(火)《大阪》Billboard Live OSAKA
10月21日(土)《愛知》NAGOYA Blue Note
10月22日(日)《愛知》NAGOYA Blue Note
10月25日(水)《東京》Blue Note Tokyo
10月26日(木)《東京》Blue Note Tokyo

詳細はこちら

■プロフィール
稲垣潤一プロフィール
1953年7月9日生まれ、仙台市出身。
中学時代から本格的なバンド活動を始める。
高校卒業後、ライブハウス、ディスコ、米軍キャンプなど様々な場所でライブ活動をする中、ドラムを叩きながらのボーカルというスタイルで注目を浴び、1982年にシングル「雨のリグレット」でデビュー。
「ドラマティック・レイン」(1982)や「夏のクラクション」(1983)「クリスマスキャロルの頃には」(1992) 他、数々のヒット曲で日本を代表するAORシンガーとしての地位を確立。
コンサート回数も現在では2,000本を超えている。
・主な受賞歴
1983年 日本レコード大賞 ベストアルバム賞(「SHYLIGHTS」)
1986年 日本レコード大賞 ベストアルバム賞(「REALISTIC」)
1987年 日本作曲大賞 大賞受賞(「思い出のビーチクラブ」)
1993年 日本ゴールドディスク大賞(「クリスマスキャロルの頃には」)
2009年 日本レコード大賞 企画賞受賞(「男と女」「男と女2」)
2011年 第1回東北グッドエイジャー賞 受賞

■リンク
稲垣潤一公式HP
ユニバーサルミュージック:稲垣潤一
稲垣潤一Twitter
稲垣潤一スタッフTwitter

© ユニバーサル ミュージック合同会社