新日鉄住金名古屋製鉄所、環境保全林を親子が見学

 新日鉄住金名古屋製鉄所、大同特殊鋼知多工場などを中心に、知多半島の企業緑地における生態系ネットワーク形成の担い手育成事業のひとつである「LOVE GREEN DAY2017」(主催・日本エコロジスト支援協会、共催・知多半島「命をつなぐプロジェクト」連携企業11社)が3日開催され、新日鉄住金名古屋製鉄所では、親子連れ23人が高炉マンテル(稼働を終えた高炉本体)や製品岸壁、環境保全林を見学した。

 環境保全林で参加者は、生物・環境の専門家から草地と造成した森林の違いの説明を受けるとともに、生き物の観察、ネイチャークラフトの材料となる小枝・木の実を収集した。

 参加した子供たちからは「製鉄所の中にこんな大きな森があるなんて」といった声が出ていたほか、夢中で木の実を拾う様子が見られた。

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