台風18号、24年ぶりの勢力で上陸のおそれ

三連休を直撃する台風18号、タイミングとコースだけでも大きな影響が避けられませんが、さらに、「非常に強い勢力」のまま、土曜日から日曜日にかけて九州に上陸するおそれが出てきました。
もし非常に強い勢力で上陸すれば、24年ぶりのこと。その1993年13号台風では、九州で60メートル近くの風と、500ミリを超える日降水量を観測し、土砂災害や浸水害によって多くの人命も奪われました。上陸時(直前)の中心気圧は、第二室戸台風、伊勢湾台風と歴史に名の残る台風に次ぐ低さでした。それ以来の強さになるおそれがあるため、警戒を強めなければいけません。(14日15時の予想)
また、台風の接近に先行して、秋雨前線による大雨が始まる点にも注意が必要です。

気象予報士・美濃岡 洋子

画像について:14日午後3時の台風18号の位置と5日間進路予想。

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