トヨタは、ランドクルーザープラドをマイナーチェンジし、トヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)を通じて9月12日より発売した。
価格は、353万8080円~536万3280円(消費税込)。生産工場は、日野自動車 羽村工場となる。
フロントは、フード中央部を前方視界に配慮した形状としたほか、大型フロントグリルとヘッドランプを一括りにすることで力強さを演出。また、ヘッドランプは全車にLEDを採用したほか、19インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)を新設定した。
リアは、コンビネーションランプの飛び出しを抑えたほか、ガーニッシュの意匠を変更することで、より安定感のあるスタンスを実現している。
なお、外板色は、新規設定色のブラッキッシュアゲハガラスフレーク(オプション設定)とアバンギャルドブロンズメタリックを含む全9色を設定。内装色は、新規設定色のニュートラルベージュを含む全2色を設定した。
インテリアは、レジスターリング(エアコン吹き出し口)上部を下げることで視認性を高めたほか、ナビゲーションをタブレット型の薄い形状とすることでモダンさを強調。また、センタークラスターやメーターパネルに金属調加飾を施すことで上質感が向上した。
ステアリングホイールは、握りやすさを考慮した設計としたほか、専用加飾を施すことでインストルメントパネルとの統一感を演出している。
新型ランドクルーザープラドは、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」やドライブスタートコントロールを全車標準装備した。さらに、ブラインドスポットモニターを新設定するなど、安全な運転を支援する機能も追加された。
また、ランクルシリーズとして初めてリアディファレンシャルに採用したトルセンLSDや、シーンに合わせて5つの走行モード(NOMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+)を選択できるドライブモードセレクトを「TZ-G」グレードに標準装備し、走る歓びを追求した。
そして、ディーゼル車のグレード体系を見直し、「TX」に7人乗りを、「TX ”Lパッケージ”」に5人乗りを追加した。