県内下落率は縮小傾向 基準地価

 県は19日、7月1日時点の地価調査結果を公表した。1平方メートル当たりの平均価格は商業地が3万8800円(昨年比1・7%減)で26年連続、住宅地は2万4300円(同0・8%減)で18年連続、いずれも下落した。商業、住宅地ともに下落率は縮小傾向にあり、調査地点のうち前回より上昇したのは19地点、昨年の14地点から5カ所増えた。調査した不動産鑑定士は「地価の低迷基調は変わっていないが、下落幅は今後も縮小していくのでは」としている。

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