二俣川駅直結の商業施設 2018年4月にオープンへ

 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)と相鉄ビルマネジメント(同)は19日、2018年4月下旬に相鉄線二俣川駅直結の商業施設「JOINUS TERRACE(ジョイナステラス)二俣川」をオープンすると発表した。スーパーそうてつローゼンや、ファッション、雑貨店など約90店舗を誘致し、認可保育園も設置する。街のにぎわいにつなげる。

 ジョイナステラス二俣川はマンション、商業業務棟、駐車場棟などの複合施設「コプレ二俣川」の商業業務棟2〜5階と、改装中の二俣川駅舎ビル2〜4階とで構成。既存の商業施設「二俣川相鉄ライフ」と合わせて売り場面積は約1万7千平方メートル、店舗数は約120店舗の商業ゾーンとなる予定だ。

 同日、相模鉄道(横浜市西区)も全面改装中の二俣川駅のリニューアル概要を発表。既存駅舎を2階増築して4階建てとし、南北連絡通路を整備する。駅舎の外壁はれんがを採用し、内装は鉄やれんが、ガラスなどでスタイリッシュな空間を演出する。工事は18年12月までの予定で、終わり次第、利用を始める。

 相鉄線は19年度下期にJR線と、22年度下期に東急線と、それぞれ都心への相互直通運転を控え、人口流入が見込まれる。相鉄グループの担当者は「二俣川はグループの核となる駅。目的を持って来ていただく施設を整備する。駅と一体となった街づくりを進めていきたい」と話した。

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