10月初めは全国的に気温低い 気象庁1か月予報

9月21日発表の気象庁1か月予報。9月23日から10月22日にかけての平均気温は沖縄・奄美を除く全国で平年より低くなる見通し。出典=気象庁ホームページ

気象庁は21日、向こう1か月の天候の予想を発表した。
9月半ばを過ぎても西日本や東日本では日中、25℃を超える暑さとなっているが、来月初めにかけては気温の変化が大きくなる可能性がでてきた。

 来週は全国的に平年を上回る気温となるが、その後は一転して、全国的に気温は平年より低くなるとみられる。寒気の影響を受けやすい北日本ほど気温が低くなる可能性が高い。あわせて、西日本から北日本にかけての広い範囲に低温に関する異常天候早期警戒情報が発表され、来週28日頃からの約一週間は気温が平年と比べかなり低くなる見通し。

 一方、沖縄ではこの先も、平年を大幅に上回る暑さが続く可能性が高く、沖縄にはあわせて高温に関する異常天候早期警戒情報も発表された。

秋の深まり 東日本太平洋側は晴れ多い

 寒気の影響を受けやすい北日本日本海側では平年と比べくもりや雨の日が多い見通し。一方、東海や関東甲信地方では前線の影響を受けにくく、平年と比べて晴れの日が多そうだ。

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