東大の講義に協力、新日鉄住金ソリューションズが産業界のIT活用解説

 新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL、社長・謝敷宗敬氏)は、東京大学経済学部の学生がIT(情報技術)について学ぶ講義に協力する。同社の役員らが講師を務め「ITと産業界」のテーマで講義する。きょう27日に開講し、来年1月10日まで全13回の講義を行う。宮辺裕取締役専務執行役員が非常勤講師を務めるほか、各事業の責任者15人程度が講義を受け持ち、IoTやAIなど最新の技術動向を交えながら鉄鋼業をはじめとする産業界のIT活用の動きなどを解説する。

 さまざまな産業分野の専門家を講師に招く同大の科目「産業事情」の一環。IT人材の確保・育成の重要性が増す中、NSSOLでは経済学部の学生にもITの重要性に理解を深めてもらいたい考え。

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