日本代表は先日、来年にロシアで開催されるワールドカップへの出場を決めた。
1998年の初出場からこれで6大会連続。大会フォーマットは今回も基本的に同じであり、グループステージでは3つの個性豊かなチームと戦うことになる。
個性豊かといえば、チームをある意味象徴する“色”もサッカーにおいて重要だ。日本代表といえば青!というように各国もそれぞれチームカラーを持っている。
そしてその色は、ファンにとってチームとの繋がりを表す重要な要素。サポートする気持ちが普段身に着けるアイテムの色につい表れてしまうことも多いはず。靴はその一つだろう。
そこで今回、シンプルなデザインが印象的な『Hummel』をスニーカーで、サッカーチームらしい色合いのものがどのくらいあるか調べてみた。
1923年に創業した『Hummel』は、世界でもっとも歴史のあるスポーツブランドの一つ。まだ選手たちが革靴でサッカーをしていた時代、ドイツの靴職人が作ったスタッドの付いたシューズがその始まりだ。
サッカーと密接にかかわってきた彼らの歴史が、それぞれのシューズに込められている。
それではさっそく見ていこう!
SLIMMER STADIL LOW CANNVAS
まずは大人気「スタディールキャンバス」の定番ローカットモデルから。
赤・白・青のトリコロールはご存知フランスに加え、汎スラブ色として俗にいう東欧でよく見かけるカラーだ。日本でも首都圏のクラブにこんな色合いが多い。
価格は6,480円(税込)とリーズナブル。ちなみに、両サイドの「>>」は『Hummel』のモチーフでシェブロンラインと呼ばれているぞ。
DIAMANT SUEDE
1961年に登場したスリムかつミニマリストなフットボールシューズ「ディアマント」を現代風にアップデート!アッパーにスエード素材を採用した無駄のないシンプルなデザインが魅力だ。
やや明るめの赤は、“情熱の国”スペイン、さらに『Hummel』の母国であるデンマークを思わせる。
もちろん日本にも赤をチームカラーとするクラブは多く、白のシュータンが軽さを強調することから普段着にも合わせやすい。
他の3色も上品な仕上がり。定番のカラーだからこそサッカー的なファッションによく合いそうだ。価格はいずれも10,800円(税込)。
REFLEX LOW
このグレーのシューズは、70年代に発売されたランニングシューズ「リフレックス」の復刻版。
当時フィッティングを高めるために採用していたD管(※ヒールに近い部分にあるシューレースを引っかける穴)を再現。幅広いコーディネートに合うだけでなく、カップインソールを搭載することで快適な履き心地が得られる一足となっている。価格は8,100円(税込)。
すっきりとした外見に歴史を感じさせる一足は、世界王者ドイツのようだ。
ちなみにこのリフレックス、以前「hummel PRAY」という取り組みを紹介した際に一度Qolyでも取り上げたことがある。
「hummel PRAY」は、スニーカーを通して多様性を広げ、共生社会を目指すプロジェクト。
第4弾までを行われた企画の第1弾では、アンプティサッカーとコラボし、モデルに日本代表のエンヒッキ・松茂良・ジアスが起用された。
このときのスニーカーが、Hummelのルーツであるサッカースパイクとの融合で、アッパーにオールカンガルーを採用した「リフレックスOG」だった。
いま見てもすごくイイ!
D管にシューレースを通すとこんな感じ。老舗ブランドらしい“味”だ。
ACTUS ML
最後にピックアップするのは、軽量のアウトソール「エアロテック」やクッションインソール「エアロフレックス」を搭載した軽量トレーニングシューズ「アクタスML」。
素材を切り替えたヒールがアクセントになっており、ジムでのワークアウトからデイリーユースまで幅広く活躍する一足だ。白のシューレースも付属している。
濃いめの赤を基調としたカラーリングは、“赤い悪魔”ベルギーを彷彿。
カラーリング的に国内外の強豪クラブなどでもピッタリくるチームが多いかもしれない。快適性が高いため、長時間立ちっぱなしで応援するゴール裏のサポーターには正直オススメである。価格は7,020円(税込)なり。
いかがだっただろうか。
色との結びつきが強いサッカーを好きだと、ウェア類を買うときにいろいろ気にしてしまうもの。逆にそれが楽しみでもあり、秋の夜長に新しいスニーカーを物色したりする際、今回のように「これは、あのチームに似てるな」などと考えてみると想像力がかきたてられて面白い。
Hummelでは現在オータムキャンペーンとともに、21日からはフォトコンテストを実施中。Hummelのアイテムを着用した画像を投稿した人全員にオフィシャルウェブストアの500円割引クーポンをプレゼントされるほか、優秀者には最新バッグのプレゼントも!
お気に入りのチームに合わせた一足で、狙ってみては?