新日鉄住金エンジ、女性活躍推進の優良企業認定を厚労省から最高位取得

 新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は27日、女性活躍推進に関する取り組みの実施状況などで厚生労働省から優良な企業に与えられる認定マーク「えるぼし」の最高位(3段階目)を取得したと発表した。女性活躍推進法の制定に先駆けて取り組んできた女性の働きやすさや働きがいの向上へ向けた諸施策が評価された。

 同社は2010年に女性活躍推進活動「e―frontier project」を立ち上げ、女性社員の働きやすさと働きがい向上を目指し子供が小学校終了まで利用できる短時間勤務制度の導入など育児・介護に関する諸制度・運用の充実を図ってきた。

 また、女性交流会や上司向け研修・介護セミナーなど各種研修の実施や人事制度の改正などに取り組むなどダイバーシティマネジメントの推進を精力的に行ってきた。今回の認定はこうした姿勢が評価されたもので、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出を行った企業のうち優良企業が3段階で認定を受ける。

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