ポイ捨て「NO」 臨海地区で清掃

 川崎市臨海部の東扇島(同市川崎区)で27日、「東扇島クリーン大作戦」が行われ、島内の事業所関係者ら約380人がペットボトルや空き缶などのごみを拾い集めた。市と国土交通省関東地方整備局主催。

 島内の川崎マリエンを拠点とし、「かわさき産業親善大使」も務めるビーチバレーの藤井桜子選手(26)や、坂口佳穗選手(21)ら川崎ビーチスポーツクラブの8人も参加=写真。国道357号の植え込みなどに捨てられた弁当の空き容器や空き缶などが入ったビニール袋や空き缶などを回収した。

 参加3年目という藤井選手は「以前は自転車が捨てられていたこともある。マリエンにはいつもお世話になっているので、少しでもお返しができれば」と話していた。

 主催者によると、倉庫が多い東扇島では、トラック運転手らによるごみのポイ捨てが後を絶たない。このため、ポイ捨て防止を呼び掛ける横断幕も道路脇に取り付けられた。

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