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ヨーロッパを舞台に行われている国際ワンメイクシリーズ、ブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパは9月16~17日、第7戦/第8戦がドイツ・ニュルブルクリンクで開催された。2017年よりヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)から同シリーズに挑んでいる根本悠生は第7戦で表彰台を逃すも、第8戦では2位表彰台を獲得した。
昨年、VSRから出場したイタリアGTで好成績を残した根本は今季、ブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオのプロクラスのシートを獲得。活動の場をイタリア国内からヨーロッパ全土へと広げている。
そんな根本が挑んだシリーズ第7戦/第8戦の舞台、ニュルブルクリンクは低速コーナーと高速コーナーが入り組み、かつアップダウンにも富むテクニカルなコース。
16日の練習走行では雨が降ったり止んだりのコンディションとなったことでセットアップに苦労したが、チームメイトのラファエル・アバーテとチームエンジニアによって戦闘力のあるマシンに仕上げられ、根本はコースとマシンの慣熟を進めることができた。
予選は気温、路面温度ともに10台という季節外れのコンディションのなかスタート。予選1回目を担当した根本は通常よりも1周多くタイヤを暖めてアタックラップに入るが、他車のスピンによってセッションは赤旗中断に。
再開後もすぐにスピン車両が出てふたたび赤旗提示。1回目の予選はそのまま打ち切られてしまったが、根本の駆る6号車ランボルギーニは幸いにもアタック前のプリペリングラップのタイムが速く、2番手グリッドを得る。続いて行われた予選2回目ではアバーテがポールポジションを獲得した。
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「そういった成長を見せられた一方で、レース2ではペースの立ち上げにまだ時間がかかってしまったこと、トラフィックの処理に手間取ったことが課題として残りました」
「次の最終戦は昨年イタリアGTで連勝経験もあるイモラ。チームのホームコースともいえる場所で表彰台の頂点に乗る姿をお見せできるよう、事前準備をしっかりと進め、シーズンを良い形で締めくくりたいと思います」
ブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの次戦は2カ月後の11月16~17日、イタリア・イモラサーキットでシリーズ最終戦が開催される。