JR湯河原駅前に広場 完成祝う式典開催へ

 2015年9月から進められてきたJR湯河原駅前広場(湯河原町宮下)の完成式典が、10月1日に開かれる。設計者は、20年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計も手掛けている建築家の隈研吾さん。温泉街の風情をまとった広場で完成を祝う。

 駅前広場の上屋は、スギでできた木目調の屋根の上にガラス板の屋根が連なる、二重構造の大屋根になっている。歩道は従来の2倍に拡幅。埋設された温泉管から温泉を引き、約5メートルの手湯や水盤が新設された。

 1日の式典は午前11時から。完成記念イベントとして、午前9時から午後3時まで「駅前通り明店街」主催の手作り市「ぶらん市」が行われる。

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