女子高生にセクハラ行為した高校助手を停職 横浜市教委

 横浜市教育委員会は29日、女子高生にセクハラ行為などを行った市立高校の20代の男性教科助手を停職12カ月の懲戒処分にしたと発表した。助手は同日付で依願退職した。

 市教委によると、助手は5月下旬から8月下旬にかけて、顧問を務める部活動の3年生の女子生徒3人と、内規に反して通信アプリを使って私的な連絡をしたり、教室で2人きりになったりした。うち1人には通信アプリで「結婚して下さい」などと不適切なメッセージを送ったほか、夏休み中に大和市内の漫画喫茶に生徒を呼び出して、一方的に抱きしめるなどのセクハラ行為を行った。

 生徒が学校に相談して発覚した。助手は「好意を抑えきれなかった」と話しているという。

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