えひめ国体 きょう開会式

 第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」は30日、松山市のニンジニアスタジアムで総合開会式が行われ、10月10日まで11日間にわたる熱戦が始まる。

 長崎県選手団は中村法道知事(県体協会長)を団長に本部役員、監督、選手ら総勢483人。35競技90種別(会期前競技を含む)に出場する。昨年の長崎県の天皇杯(男女総合)順位は28位。今年は20位以内を目標に掲げた。

 47都道府県から参加予定の選手団は約2万3千人。陸上男子短距離の山県亮太(広島・セイコーホールディングス)、多田修平(大阪・関学大)ら日本のトップアスリートもエントリーしている。

 開幕を翌日に控えた29日、長崎県選手団は各地で最終調整に汗を流した。カヌースプリント勢は本番の会場となる大洲市鹿野川湖特設カヌー競技場で行われた公式練習に参加。正午と午後4時からそれぞれ約1時間、コースの状況などを念入りに確認した。

 少年男子カヤックシングルに出場する永田聖哉(長崎鶴洋高)は「波がきつく、日によってこぎ方は変わるが、今のところ順調。高校最後の試合なので、入賞を目指していきたい」と意気込んだ。

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