箱根駅伝の魅力満載 元ランナーら招き講座 平塚

 新春の風物詩、東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)の魅力などを伝える講座が今月から12月まで全6回の日程で、平塚市中央公民館(神奈川県平塚市追分)で開催される。箱根駅伝の元ランナーらが、4区と8区のスタート地点である平塚中継所にまつわる話などをひもとく。

 講座は市民アカデミーの一環。「箱根駅伝物語 すべての想いを襷(たすき)に込めて」と題し、市陸上協会会長の小泉一二三さん、同協会顧問で自身も箱根駅伝を走った内野慎吾さんらが講師を務める。地元神奈川大、東海大のOBで現在平塚市で働く職員も登壇し、裏舞台も披露する。

 担当者は「箱根駅伝マニアやファンの方々はそれぞれのドラマを元選手の言葉で聞くことができる。中高生には華やかな舞台に立つためには相当な努力が必要だと知ってもらえたら」と参加を呼び掛けている。

 今月21日から12月17日までの土・日曜開催で、各回午前10時〜11時半。参加料は300円(資料代、中高生は無料)。申し込みは、はがきか中央公民館窓口で直接申し込む。10月6日必着。問い合わせは、同公民館電話0463(34)2111。

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