各地で行われている2018年ワールドカップに向けた予選。
ヨーロッパでは第9節が開催となり、グループEではポーランドがアルメニアを1-6で下した。
そんなこの一戦でハットトリックの大活躍を見せたのが、FWロベルト・レヴァンドフスキ。ポーランド代表でのゴール数を「50」としたレヴァンドフスキは同国史上最多得点者となり、同予選での得点王にも躍り出た。
そんなレヴァンドフスキはこの日、ちょっと珍しい形からゴールを決めていた。
ポーランドが0-2とリードし迎えた25分、アルメニアはDFタロン・ヴォスカニャンのパスをGKグリゴル・メリクセトヤンがペナルティエリア内でまさかのキャッチング。これによりポーランドに間接フリーキックが与えられた。
ボールはゴールエリアのライン上に置かれ(5.5mの距離)、アルメニアの選手たちはほぼ全員がゴール前を固めるという非常に珍しい場面だったのだが、レヴァンドフスキがこれを決める!
カミル・グロシツキがちょこんとボールを出すと、低弾道で強烈なシュートを流し込んだ。
なお、試合に勝利したポーランドの勝点はこれで「22」に。
グループEで2位以上になることは決定しているが、最終節の結果次第ではプレーオフに回る可能性もわずかに残されている。