先月リリースされ、好評配信中の『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』(以下モバサカC)。株式会社モブキャストが送る人気シリーズの最新作だ。
これまでの作品同様、登場選手がすべて実名実写であるほか、プレイヤー自身がパス・ドリブル・シュートなどを選択して試合展開を決めることができる「ヒーローズタイム」。さらに、豊富な要素で自由自在な選手育成、リフティングやフリーキックといったスキル開花のための充実したミニゲームなど、たくさんの魅力が詰まった作品である。
ただ、世の中には数多のサッカーゲームが存在しており、どれを遊べばいいの?というサッカーファンも多くいることだろう。時間は有限。本当に悩ましい…。
そこで、Qolyが実際に『モバサカC』をプレイし、「ここがスゴイ!ヤバイ!」という点を紹介したい。
そんなことはあまり考えていなかったのだが、プレイしていたところ思わずツッコミ…ではなく取り上げてみたい箇所がたくさん出てきてしまったので、これ!というものをまとめてみた。
イブラヒモヴィッチの“点”がある!
モーションキャプチャを採用したリアルな試合シーンが特徴の『モバサカC』。しかも先日のリリース記事でもお伝えしたように、単にリアルなだけでなく、“わかってる感”がスゴイのだ。
筆者がプレイしていて「オオオ」と唸った点の一つがこちら。
現実では負傷離脱中のズラタン・イブラヒモヴィッチがゴール!
見事なシュートを叩き込んだのだが、重要なのはゴールではなく、ココ!
ちょっと見づらいが、IBRAHIMOVICのCの上に“点”!正確にはアキュート・アクセント(鋭アクセント)があるのだ。
実際のイブラヒモヴィッチのユニフォームもこの通り。
彼の本来の名前表記は「Zlatan Ibrahimović」であり、ルーツであるボスニア・ヘルツェゴビナではCの上に“点”がないとツに近い発音になってしまう。
よって“点”が非常に重要なのだが、正直、ゲームのユニネームでこれが反映されているのを見たのは初めてかもしれない。
『モバサカC』製作者のこだわりが恐ろしい…。
理想のイメージは「ロベリー」
サッカーゲームといえば、チーム設定がやはり楽しい!
手持ちの選手に合うフォーメーションを選び出し、キャプテンやキッカーを設定しているだけで血圧が上がってしまうプレイヤーは筆者だけではないはずだ。
『モバサカC』では、これでもかというほどフォーメーションが用意されている。
その数、4バックだけでなんと26種類!3バックも12種類ある。
これだけあれば悩みたい放題!
3-3-2-1-1のフォメを機能させるには、中盤の底にパサータイプを置いて…ブツブツ。
ちなみに、筆者のチームはまだ序盤だがこんな感じ。
攻撃的な4-1-3-2のフォーメーションを採用し、2列目には乾、ハメス、ロッベンを並べた。守備は任せたロドウェル!なお、選手の背景色はレア度を表している。
また、このスタメン変更画面の右にある「戦術調整」からチーム戦術を設定できるのだが、ここでもいい感じのこだわりが見られる。
「選択するパス」「攻撃リズム」「ディフェンススタイル」「チームスタイル」など定番といえる項目に加え…
サイドの設定が4項目も!
しかも一番の下の「サイド戦術」では、左右それぞれのサイドの選手が縦にドリブルするのか、それとも斜めにドリブルするのかを決められるのだ。
細かい、でもほんとソレ!
サイドアタッカーが重要な現代サッカーにおいて、このポジションの振る舞い方を決められるのはとってもありがたいことである。
なにせFCコリーのサイドアタッカーは、乾とロッベン!両サイドとも「斜めにドリブル」に設定したのは言うまでもない。
理想のイメージは「ロベリー」だ。乾ならやってくれるはず。
某パリのクラブのように…
『モバサカC』の売りの一つに、プレイヤー自身が局面でパス・ドリブル・シュートなどを選択できる「ヒーローズタイム」がある。
それは裏を返せば、プレイヤーが活躍する選手を決められるということ。
つまり…
イブラヒモヴィッチでもロッベンでもハメスでも、まして乾でもなく、元イングランド代表FWアンディ・キャロルにバンバン点を取らせることが可能だ!
キタコレ!
決定機がすべてキャロルに行くようにすれば、ハットトリックはもちろんのこと。
格の違いを見せつけ、イブラヒモヴィッチに靴磨きパフォーマンスをさせるなんていうことも。まるで某パリのクラブのような強権ぶり…グフフフ。
ハッ!これももしや、現代サッカーのリアル??
いずれにせよ、実在の選手だからこその楽しみといえるかもしれない。キャロル、おまえがエースや。
オフサイドが!雨つぶが!
『モバサカC』は、試合描写も妙にリアル。
試合前に主審がちゃんとボールをセットするサッカーゲームは紛れもなく初体験。なぜそこまでこだわってしまったのか…。
シミュレーション型のアプリゲームには珍しく、スローインがしっかり盛り込まれているほか、
調子に乗ってキャロルへのスルーパスばかり狙っていると…
オフサイドを取られてしまうのでご注意を。
キャロル「出すのが遅いぞ!」 乾「おまえが早いんだよ!」※二人は日本だと同学年
極めつけは、これ!
雨の試合ではなんと、画面に水滴が!
これはリプレイの映像だが、試合中にポツポツと現れるので、ぜひ実際に見て確認してもらいたい。けっこう感動するぞ。
というわけで、駆け足で見てきた『モバサカC』のこだわりの数々。
これはほんの一部であり、ゲームを進めていくとまだまだ色々な発見や驚きに出会うはずだ。
本筋であるゲームとしての面白さは『モバサカ』譲り。
有名クラブとのコラボも魅力であり、バイエルン・ミュンヘンに続き9月30日からは、欧州王者レアル・マドリーとのタイアップがスタートしている。
斜め上あたりも含めながら、強力に進化した『モバサカ CHAMPIONS MANAGER』。
ダウンロードはこちらから!
■モバサカ CHAMPIONS MANAGER公式サイトhttps://mobasakacm.jp/