アメリカ西部・カリフォルニア州で大規模な山火事、11人死亡(10/11)

複数の報道によると、現地時間8日夜、アメリカ西部のカリフォルニア州で大規模な山火事が発生し、これまでに逃げ遅れるなどして住民11人が死亡、100人以上がやけどなどをして病院で手当てを受けています。現在も鎮火の見通しは立っていません。【10月11日03:00現在、レスキューナウまとめ】

■発生事象〔NHK・BBCなど〕
・州当局によると、山火事は8日夜から9日にかけて相次いで発生し、強風や乾燥した空気、高い気温が合わさり、火は急速に住宅地などに燃え広がった。
・州内の9つの郡で山火事が起きている。
・山火事の原因は依然として分かっていない。
・ナパ郡の消防当局者によると、州各地から支援が到着しているものの、消火活動は困難な状況にある。

■被害状況〔NHK・共同など〕
【人的被害】
・死者:11人
・負傷者:100人以上

・家族や友人と連絡が取れないという通報が100件、警察などに寄せられている。
・避難を強いられた人は2万人に上ると見られる。
・カリフォルニア州森林保護・防火局のキム・ピムロット局長によると、約1500の建物がすでに延焼している。
・一部地域では停電も発生。
・地元メディアによると、これまでに東京23区の面積の半分近くにあたる2万9000ヘクタールが焼けた。

・カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は、ナパ郡やソノマ郡などに非常事態宣言を出して住民に警戒を呼びかけている。
・米国立気象局(NWS)は、サンフランシスコ地域に警報を発令。

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