民主党政権時の「悪夢ごめんだ」 公明・山口代表

 公明党の山口那津男代表は11日、横浜市旭区の二俣川駅前などで街頭演説し、消費税率10%引き上げに伴う使途の変更に理解を求めた上で、立憲民主党について「民主党政権時の失敗の悪夢はもうごめんだ」と批判した。

 山口代表は、消費税率の引き上げについて、景気が上向くとされる東京五輪・パラリンピック前年の実施、軽減税率の導入、引き上げ分の使い道変更を説明し、「この三つの工夫で少子高齢化などに向けた社会基盤を安定させたい」などと訴えた。

 また立憲民主については「枝野(幸男)代表と顧問の菅直人さんを見ると、民主党政権を思い出してしまう。やることなすこと打つ手が遅かった。反省しているのか疑問だ」と指摘した。

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