長与駅120周年でフェス

 西彼長与町のJR長与駅コミュニティホールで8日、同駅開業120周年記念感謝祭(同駅、九州鉄道OB会長崎支部長与地区会主催)があり、大勢の鉄道ファンでにぎわった。

 同駅で毎年実施している鉄道フェスティバルを充実拡大。鉄道ファンでつくる長崎きしゃ倶楽部会員と鉄道OBが、競うように貴重なグッズや写真を持ち寄って展示。1970年代の同駅をはじめとする貴重な写真や、かつて使われていた列車の行き先票などがずらり並んだ。精巧な鉄道模型、Nゲージの体験コーナーも人気。子どもから高齢者まで幅広い層の来場者が交流を楽しんでいた。

 同町在住の鉄道OB、田中嗣明さん(72)は「昔の写真を見ていると国鉄時代を思い出す。こういう催しの機会がもっとあれば」と懐かしそうに話していた。

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