前線が停滞 東・西日本で雨量多い 気象庁1か月予報

12日発表の気象庁1か月予報。10月14日から11月13日までの降水量は全国的に平年並みか、多くなる見通し。出典=気象庁ホームページ

気象庁は12日、向こう1か月間の天候の予想を発表した。前線が本州付近に停滞し、南から湿った空気が流れ込む影響で、東日本や西日本を中心に平年と比べくもりや雨の日が多くなる見通し。また、今月下旬は熱帯低気圧の影響を受けるおそれもある。

 一方、気温は寒気が流れ込みやすい北日本で平年並みか、低くなるが、そのほかの各地は暖かい空気が流れ込み、気温の高い状態が続く見通し。とくに東・西日本は今月下旬にかけて、気温が平年と比べかなり高くなる可能性がある。北海道を除く各地域にはあわせて高温に関する異常天候早期警戒情報が発表され、農作物等の管理に十分な注意が必要だ。

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