児童にコントで「安全」呼び掛け 相模原で防犯のつどい

 児童約600人を対象にした相模原防犯のつどいが12日、相模原市立清新小学校(同市中央区)で開かれた。20日まで県内で展開されている「安全・安心まちづくり旬間」の一環で、相模原署や相模原防犯協会などが共催した。

 横浜・綱島を拠点に活動するお笑い防犯軍団「ツナコメ」のメンバー3人がコントを通じて、誘拐されやすい場面を実演=写真。「おうちの人に行ってきますと声を掛けて」「(1人ではなく)お友だちと遊ぼう」「だまされて付いていかない」「怖くなったら大声で(助けを呼ぼう)」の四つの約束を呼び掛け、児童たちが大声で「ダメー」と声を張り上げる練習をした。

 県警音楽隊とカラーガード隊によるアニメ「となりのトトロ」メドレーなどの演奏、映画「美女と野獣」に合わせたドリル演技も披露され、児童たちの注目を集めた。

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