JMU、アルミSPBタンク搭載船で命名式

 JFEホールディングスやIHIが大株主の造船大手、ジャパン・マリンユナイテッド(JMU)が建造しているアルミSPBタンクを搭載したLNG船の命名式が16日、津事業所(三重県)で行われた。

 式にはJMUの三島愼次郎社長や、東京ガスの広瀬道明社長、商船三井の池田潤一郎社長が出席。「エネルーリバティ」と命名された。

 同船は東京ガスの完全子会社である東京エルエヌジータンカーと商船三井が共同保有するもので、来年3月に竣工する予定。25年ぶりにLNG船でIHIとJMUが共同開発したSPB方式のアルミタンクが採用される。同タンクはIHIの愛知工場で造られ、世界最大となる16万5千立方メートルの総容量を持つ。

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