ビットコインのオンライン・ウォレットを利用して送金
ビットコインを送金するには、ビットコインのオンライン・ウォレット（ビットコインの管理・送金などを行うためのアプリケーション）を利用します。スマートフォンやパソコンなどで、無料でダウンロードすることができます。以下に、ビットコインのウォレットの中からいくつかをご紹介します。
主なオンライン・ウォレット
Bitcoin WalletBlockchain.infoBread wallet CoinbaseCopayElectrumMycelium
中でも、日本語に対応していてスマートフォンでも利用できるものは、Blockchain.info、Bread wallet、Copayなどになります。それでは、送金方法をご説明します。
1.送金先のアドレスを入力 または、QRコードを読み込む
ビットコインの送金には、メールのアドレスのように送金したい相手のビットコインのアドレスが必要です。26～34文字の英数字の羅列です。この送金先のアドレスは、QRコードとして表示をすることもできます。まずは、この送金先のアドレスを相手に尋ねて入力するか、または相手がその場にいる場合は、相手のウォレットのQRコードを画面に表示してもらって、それを自分のウォレットから読み込むことで送金先を指定します。
2.送りたい量を入力
相手にどのくらいの数量のビットコインを送りたいかを入力します。ウォレットによっては、円やドルなどの法定通貨の額から入力することもできます。
3. 送る相手先、送る額を指定したら「送信」をクリック
送金する先と送金額を入力したら、「送信（送金）」をクリックします。この時、パスコードを入力するという過程が必要な場合もあるので、ウォレットを設定するときに自分が指定しておいたパスコードは忘れないようにしましょう。
4.送信完了
これで、送信はあっという間に完了です。通常、大体30分ほどで相手側からも受信したことが確認できるかと思います。これがビットコインの送信までのプロセスです。
これとは逆に受信する際には、相手が目の前にいる場合には自分のビットコインアドレスをウォレット上でQRコードの形状にして相手に見せることで、すぐにQRコードを読み込んで送金してもらえます。この操作はどのウォレットでも大体簡単に行うことができます。または、自分のビットコインアドレスをコピーして相手にメッセンジャーなどで送り、そのアドレスに送ってもらうこともできます。
ビットコインのウォレットを利用すれば、送信・受信ともに非常に簡単に行うことができます。セキュリティ上の観点から、ウォレットを復元するためのキーワード（復元フレーズ）などはきちんと控えることや、自分のパスコードを忘れないようにするなどの基本の管理をしっかりと行うことを忘れずに、ビットコインの送金を体験してみてください。
