海沿いの散策満喫 横須賀で海道ウオーク

 三浦半島最大級のウオークイベント「第5回Yokosuka海道ウォーク」が21日、開かれた。あいにくの雨だったが、市内外から約千人が参加。横須賀の東海岸を歩き、海沿いならではの景色や歴史を満喫した。

 地元企業や団体、行政、神奈川新聞社などでつくる実行委員会の主催。これまでの4回で延べ1万人以上が参加している。

 今回は「ペリーゆかりの浦賀から日本遺産・三笠へ」がテーマ。浦賀コミュニティ広場をスタートする「健脚コース」(約16キロ)と、馬堀海岸4丁目公園をスタートする「ファミリーコース」(約5キロ)に分かれ、旧浦賀ドックや日本最初の洋式灯台がある県立観音崎公園などを通って記念艦三笠が保存されている三笠公園を目指した。

 夫と一緒に約16キロを歩いた三腰るみ子さん(59)=横浜市金沢区=は「雨が降って残念だったけど、2人でしゃべりながら楽しく歩けました」と満足げな様子。健康のため1週間で10キロほど歩くという下條明男さん(69)=同市保土ケ谷区=も「16キロはちょうど良い距離だった。また参加したい」と笑顔で話していた。

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