ごみ拾い通じて 遺児の進学支援

 親を亡くした子どもたちの進学などを支援しようというウオーキングイベントが21日、川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺で行われた。約120人が沿道の清掃活動に汗を流した。明治安田生命保険の「子どもの明日 応援プロジェクト」の一環。あしなが育英会の協力で全国各地で取り組んでいる。

 参加者は雨の降る中、ごみを拾いながら同駅から等々力競技場までの約3キロを歩いた。募金だけの参加も含めると今回は約340人が協力した。同社川崎支社の今田孝司支社長は「優しい社会の実現につながれば」と話した。

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