投票者より投票用紙多く 小田原市選管

 22日に投開票された衆院選の比例代表選挙で、小田原市選挙管理委員会は24日までに、同市開票区で投票者数(投票総数)よりも投票用紙の枚数が多いトラブルがあった、と発表した。再点検したが原因は不明でそのまま確定とした。

 市選管によると、同市開票区の投票総数は8万6888人だったが、投票用紙はそれより1枚多い8万6889票だった。投票者と投票用紙の残数を足した数字は、県から同市開票区に配られた投票用紙の枚数と一致しているという。

 このトラブルで衆院選比例代表の確定は23日午前1時49分となり、前回(2014年)の確定時刻の午前0時21分から1時間半近く遅れた。

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