日本からも!U-17W杯で輝いた、アジアの5選手

『FOX Sports』は25日、「U-17ワールドカップで輝きを放ったアジアの5選手」という記事を掲載した。

28日にイングランドとスペインによる決勝戦が行われる予定となっているU-17ワールドカップ。

残念ながらアジアのチームは全て敗退することになったが、イラン、日本、イラクの3チームが決勝トーナメントに進出した。

その中で輝きを見せた5名のアジア人選手とは?

ユン・ミン(北朝鮮)

記録だけを見れば、北朝鮮代表はインドで僅かな楽しみを得ただけだ。しかし、真実を言えば、彼らは大会の中で大きな名誉を受けた。

スペイン、ブラジル、そしてニジェールとの対戦で完全に封じられることはなかったし、いくらかの脅威も与えていた。

ゴールキーパーのシン・テソン、アンカーのキエ・タム、FWのクォン・ナミョクは将来性を見せたし、キャプテンのユン・ミンは輝きを放った。彼はそのエネルギーと努力で中盤での駆動輪となっていた。

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ムハンマド・ダウード(イラク)

イラクはイングランド、メキシコ、そしてチリと同じグループで勝点4を獲得し、ベスト16に進出するという進歩を見せた。その後、マリを相手に5-1で敗れた。

マフムード・ダウードは大会で3ゴールを決め、オフザボールの動きにおいて知性、相手のエリアをこじ開けようという執念を見せた。

そして、さらにボールタッチも質がある。最高の例はサブマリンのフリーキックであり、メキシコ相手の3-0の勝利に貢献した。

ムハンマド・シャリフィ(イラン)

イランはこのトーナメントにおいて準々決勝まで勝ち進み、アジアで最も高い場所に旗を立てることに成功した。決勝まで進出したスペインだけにしか負けていない。

数名のティーンエイジャーが才能と将来性を証明した。アジア、そしてヨーロッパのトップレベルのサッカーで、すぐに力を見せられると。

ユーネス・デルフィはドイツ戦での勝利で2得点を決めたが、最も印象的だったのはムハンマド・シャリフィだ。17歳のプレーメーカーは、リーダーシップと想像力を証明した。

【次ページ】日本からはあの選手!

中村敬斗(日本)

大会において日本のことについて話すとすれば、どうしても久保健英の話題が大きくなる。かつてバルセロナのアカデミーに所属していた彼は、15歳でJリーグにデビューした。

しかしながら、開幕戦でホンジュラスを相手に6-1で勝利する中、中村敬斗はハットトリックを決めてすぐにインパクトを残した。

彼はウインガーとしてのプレーのほうが快適であると告白した。それも必然だ。そのスピードと技術がある。

この17歳のアタッカーは大会で4ゴールを獲得し、より重要な役割を果たせると思えるだけの決定力を見せた。

ドヘーラージ・モイラングテム(インド)

ホームで戦ったインドはグループAで勝点を一つも取ることが出来ずに終わったが、彼らはいくつかの勇敢なプレーを見せた。そして、その点ではGKのモイラングテムをおいて他にない。

大会を通じて9失点を喫してしまったとはいえ、そのダメージはモイラングテムのプレーがなければ更に大きくなっていた可能性がある。

モイラングテムは国内外の複数の関係者から注目を受けていると伝えられており、しばらくすればもう一度見出しを飾るかもしれない。

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