共生社会実現へ11月に交流祭 秦野市の障害児入所施設

 秦野市北矢名にある障害児の入所施設「総合福祉センター弘済学園」で11月5日、地域との交流を深める第8回「弘済ひなた祭り」が行われる。

 学園の駐車場を会場に、模擬店やチャリティーバザーのほか、入所の子どもたちが手掛けたビーズアクセサリーなどの小物や花苗を販売。体育館で県立秦野高校吹奏楽部、チアリーディング部のステージも。

 障害のある人もない人もともに生きる「共生社会」を願って、弘済学園父母の会が主催。ひなた祭りの名は、子どもたちがひなたぼっこをしているようなぬくもりの中で暮らせるように、という願いを込めた。

 午前10時から午後2時まで。雨天実施。当日午前9時から、最寄りの小田急線東海大学前駅北口から送迎バスを随時運行する。問い合わせは電話0463(77)3222。

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