沖縄は大荒れの天気に 大雨や暴風、高波に警戒

台風22号はあす(土)の午後から29日(日)にかけて、南西諸島に接近する見込みです。南西諸島では次第に風が強まり、特に沖縄では猛烈な風が吹くおそれがあります。あすにかけて予想される最大瞬間風速は沖縄で40メートル、奄美では35メートルと予想されています。また、こんやからあすにかけて、海は大しけとなる見込みです。
さらに、あすは台風本体の活発な雨雲がかかるため、南西諸島では非常に激しい雨が降る見込みです。あすの夕方までに予想される雨の量は多い所で、奄美は250ミリ、沖縄は200ミリ、九州南部は180ミリとなっています。大雨や、暴風、高波に警戒してください。

台風は次第に進路を東よりに変え、29日の午後は日本の南の海上を速度を上げながら進む予想です。西日本や東日本も、前線の影響であすから雨となり、29日は前線の活動が活発になって太平洋側を中心に大雨となるおそれがあります。前回の台風やこれまでの雨で地盤の緩んでいるところがあるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。

気象予報士・及川 藍

画像について:27日午後3時の台風22号の位置と進路予想。

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