2017年JBTOP50の年間タイトルを手にした、現役最強のトーナメンター青木大介選手に聞く、マッディシャローレイク・霞ヶ浦のレンジ(水深)の絞り込み方を公開。「基本は水深1メートルを上・中・下」で区切るだけという、誰でも真似できる明快なノウハウは必見だ。
横だけでなく、上から下までレンジ的にも散りやすいのが秋。
釣りプラスをご覧の皆さま、こんばんちは! 秋の釣りが苦手なフルカワです。
秋の釣りはイマイチ居場所が絞れない・・・だから巻き物っていうのも頭ではわかってますが今度はどのレンジを攻めればいいかわからないし・・・。
ということで、JBトップ50V3を成し遂げた職業バスプロの青木大介さんに、あえてフィネスのみでのレンジ斬りをお願いしました。
「基本的に水深1メートル以内を上・中・下で分ければOK」
その理由を青木さんは詳しく語ってくれました。
青木大介さん(以下青木)「水深に幅のある河口湖ならレンジ的にいろいろ言えますが、霞ヶ浦水系のオカッパリで、しかもライトリグ限定の話だと、僕の分け方は単純に上・中・下だけです。基本的に水深1メートル以内での勝負になる釣り場なので、その中でレンジを10センチ刻みでこうするとかは基本的に考えません。
レンジ的には上(表層)、中(中層)、下(ボトム)だけに分けて考えています。ちなみに、マッディ系の水でライトリグは基本的に気づかれにくいので、逆にいえば、それでも勝負になるライトリグに向く水深のオカッパリエリアといえるかもしれませんね」。
狙うレンジがわからなければ、水温17度を基準に上か下か
青木さんの言葉通り上・中・下でレンジを斬っていくとして、状況がわからない朝イチはどのレンジを狙っていけばいいんだろう?
青木(以下青木)「最初に大事なことを話しておくと、バスは自分がいるレンジのものしか食わないわけではなく、上を意識しているときは上のものしか、下を意識しているときは下のものしか基本的には食わないということです。例えば、1メートルボトムにいても上のものを意識している場合は、表層に浮いてきて食いますから、レンジを合わせるというより、バスが意識しているレンジを刺激することがすごく大切です。
なので、個人的に目安としているのが水温17度。それより高ければ、上で釣れる可能性があります。11月に入ると微妙な時期ですが、カスミ水系のような浅い釣り場は水温が上がりやすいので、晴れた日中や水温が高くなった夕方前とかは、上に出る可能性はありますよね」。
JBトップ50霞ケ浦戦のオフリミット期間の取材のため、エリアを制限されるもレンジを見極めて無双!
取材の日は試合のオフリミット期間ということもあり、制限されたエリアでの実釣だったのですが・・・・
無双!
無双!!
無双!!!
無双!!!!
レンジを見極めれば、こんなに釣れてしまうのか! しかも意外と難しく考えなくても大丈夫的な目からうろこのレンジ感は、ルアーマガジン12月号で詳しく解説しておりますので、秋の釣果にお悩みの皆さまは必見の内容になっております!