11月に「ロゲイニング」大会 秦野の名所や飲食店巡る

 観光名所や店舗などのチェックポイントを回り、得点を競う野外スポーツ「ロゲイニング」の大会が11月、秦野市全域で開かれる。参加者に飲食店や商店などを訪れてもらい、地元経済を活性化させる目的で企画され、秦野では初の開催。主催する市と市観光協会は参加者を募集している。

 ロゲイニングはオーストラリア発祥。11月18日から26日までの期間中、参加者はスマートフォンに専用アプリをダウンロード。できるだけ多くのチェックポイントを徒歩や自転車などで回る。チェックポイントとして、弘法山公園の展望台、県立秦野戸川公園、護摩屋敷の水などの観光名所のほか、大山古道の道標や道祖神を設定。このほか、小田急線秦野駅周辺の飲食店、入浴施設などを加え、合計で130カ所になる。

 チェックポイントとなった店で食事や商品購入するとボーナス得点がもらえることから、地元経済の活性化にもつながるという。上位入賞者300人には市内在住で、自転車がテーマの漫画「のりりん」で知られる人気漫画家・鬼頭莫宏(もひろ)さんのオリジナルグッズがもらえる。

 参加申し込み不要。参加費無料。問い合わせは、市観光協会電話0463(82)8833。

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